「ロングテール」の限界

「ロングテール」とは、基本的には「あまり売れない商品が、店舗での欠かせない収益源になる」という考え方を指します。

「ロングテール」をもう少し具体的に説明すると――かつては「2:8の法則」などと言われていた、「2割の商品が8割の売り上げを稼ぐ」という法則がありました。この商品群の売り上げを、縦軸:販売数量、横軸:商品名とし、かつ商品名を販売数量順に並べたグラフを描くと、売れない商品群の部分が下記のURLの画像の黄色部分のようになります。この様子が長い尻尾(Long Tail)のように見えることから、「ロングテール」と呼ばれるようになりました。

「ロングテール」グラフ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Long_tail.PNG

しかしながら、インターネットの時代においては、この「ロングテール」の概念があてはまらなくなってきています。なぜなら、ネットビジネスやカタログビジネスにおいては、流通コスト、在庫コストを、従来のビジネスと比べると圧倒的に低く抑えることができるので、ニッチなアイテムを数多く集めることによって、必ずしも売り上げをヒット商品に依存する必要がなくなってきているからです。