自転車の歴史

自転車は18世紀末ごろに発明されたと言われています。当初は前後2つの車輪をつけたフレームにまたがり、足で地面を蹴って進むという遊び道具だったようです。

その後、前輪の方向を変えるステアリングがついて実用性が高まり、19世紀中ごろには簡単な駆動システムが考えられました。前後の車輪が同じ大きさで、後輪をチェーンによって動かして進むという現在とほぼ同じ形となったのは19世紀末です。

明治になって日本にも自転車が輸入され始め、すぐに国産化。宮田工業が自転車の生産を始めたのが1890年でした。

1886年には帝国大学に自転車会が発足しましたが、高価なものだったので上流階級の趣味であったり、スポーツの道具として用いられるのが主でした。

しかし1892年に逓信省が電報配達時に使用するようになり、第一次世界大戦を機会に量産化されるようになりました。その後、第一次世界大戦後まで、自転車は運搬具や交通手段として用いられ、その方向に進化していきました。

1960年代以降には都市交通などの普及によって実用性が薄れ、欧米と同様にスポーツ機材としての活用法が主流になっています。